Artek 100 Screen パーテーション – アアルトの生む曲線の壁
Artek(アルテック)のパーテーション、100 スクリーンは、空間を自由に仕切ってくれるアアルトの生んだ曲線の壁。
幅25mm、長さ1500mm、厚さ12mmのパイン材の棒を、縦にしてその数80本、ワイヤーで連結したものがこの100 Screenです。単純に計算したら幅25mmのものを横に80本連結しているわけですので、製品自体のサイズはW200cm×H150cmとなりますが、これでは縦横2m×1.5mの薄っぺらな板ですのでパーテーションとしては自立しません。
写真のように自立させるためには、このスクリーンにカーブをつける必要があります。前に後ろに波のようにカーブを描きながら、自立させて使うのがこの100 Screenなのです。
なお製品自体の幅は2mですが、カーブをつけることでスクリーンとして自立させた時の幅は大体1.5m前後となります。
手でカーブを描いて行くようにスクリーンをお好みの形に折り曲げるわけですが、ここでアアルトならではの彗眼に触れることになります。このスクリーンを構成する80本の細長いパイン材の1本の横方向の幅が25mmというそのことです。
実際にカーブを加えて行く作業をすると、この25mmという幅がそれ以上でもそれ以下でも、あまりうまく機能しないのではないかということに気付かされます。この25mmという寸法幅を持って、比較的容易に折り曲げて行くことができ、かつそこに現れたスクリーンの各々のカーブは、アアルトの施した建築やプロダクトの曲線に寸分符合するという、いわば奇跡のようなものです。
次に100スクリーンの使用例をスタイリングして見ました。
最初のシーンは100スクリーンをお部屋の間仕切りとして使用する例です。アルテックのKAARI(カアリ デスク)でしつらえたワーキングスペースと奥のソファの置かれたスペースを100スクリーンで間仕切って見ました。
それぞれを独立したスペースに変える方法ですが、その各々のスペースがたとえ極小のスペースであっても、100スクリーンの無垢のパイン材の壁が、家具の一部のような雰囲気を漂わせることで、パーテーションでありながら柔らかく温かい印象を場に与えることで全く狭さを感じさせません。
空間の独立性は保たれ、単に壁を作るのではなく、インテリアの一部としての100スクリーンの立ち位置が垣間見られるワンシーンとなりました。
いかがでしょうか。次はこの100スクリーンを間仕切りとしてではなく、壁の前の衝立として使用して見ました。
お部屋の中にどこか1ヶ所見せる場所、インテリアを楽しむ場所、アクセントとなる場所、そんなことを意識した100スクリーンによるスタイリングです。
いかがですか。壁面の一部を上手に、お洒落に変身させる100スクリーンの真骨頂ですね。
ここではお好みのランプを天井からスクリーンの前に下げ、アルテックのトローリーを置いて演出します。
トローリーの上に季節の花や、お好みのインテリアアクセサリーを置いてみたり、お茶のひと時の場所にしてみたりと、楽しさとくつろぎの倍増する空間に変身しました。
いかがでしたでしょうか。アアルトのカーブが生み出す、柔らかで温かい空間が、あなたの暮らしに更なる彩りを添えてくれることでしょう。
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