Artek(アルテック)でつくる温もりの北欧インテリア
日本でも好まれる北欧インテリア
ナチュラルカラーをベースに、自然素材やファブリックの温かみを活かした、シンプルなコーディネートが特徴の北欧インテリア。デザイン性に優れていながら機能的でもある北欧家具は、日本でも根強い人気のあるインテリアの一つです。今回は、フィンランドの国際的な家具ブランド「Artek(アルテック)」の製品で作る、温もりと心地良さを感じるインテリアをご提案します。
北欧家具とダイニング
日々の食事や家族とのコミュニケーションの場となるダイニングルーム。会話がはずみ、食事が楽しくなるような、明るく過ごしやすいダイニングは理想的ですね。しかし、ダイニングはキッチンとも距離が近く、生活感が出やすくなりがちな場所でもあります。Artekのシンプルで流行に左右されないモダンなデザインの家具は、雑多になりやすいダイニングを、木の温かみを感じるお洒落ですっきりとした北欧スタイルに導いてくれます。
アルヴァ・アアルトのテーブル
ダイニングにおすすめのテーブルに、Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)の長方形テーブルと円形テーブルがあります。フィンランドのバーチ材を用いて作られており、脚には曲げ木の技術によってL-レッグ加工が施されているのが特徴です。とてもシンプルなデザインでありながら耐久性に優れ、経年変化を楽しみながら長い年月使い続けることができます。サイズも豊富で、様々な部屋の間取りや使用する人数に対応することができます。
コンパクトに収められるダイニングテーブル
アトラクト・ラルゴ店では、82Bテーブル(天板:バーチ)を展示してあります。サイズは幅135cm×奥行85cmとなっており、4人掛けにちょうど良い大きさです。
円形テーブルは、Φ100cmの90Aテーブル(天板:ブラックリノリウム)です。こちらも4人掛けのコンパクトなダイニングテーブルとして使用できます。すっきりと収められる長方形テーブルと空間が柔らかい印象になる円形テーブル。木の温もりを感じられるデザインは、北欧インテリアに欠かせないアイテムです。天板は、バーチ、ホワイトラミネート、ブラックリノリウムの3種類からお選び頂けます。
おすすめのダイニングチェア
そして、どんなチェアとも合わせやすいところがこのテーブルの魅力でもあります。特に、カラーの豊富な69チェアや板座と張座を選べるドムスチェア、ウェビングテープのしなやかな座り心地が快適な611チェアなど、テーブル側面にも引き寄せやすいデザインで、ダイニングチェアとしても最適です。
チェアとベンチ
また、スペースがコンパクトなダイニングの場合、チェアとベンチを組み合わせたコーディネートもおすすめです。背もたれのないベンチを配置することで室内の見通しが良くなるため、空間を広く見せる効果があります。Artekの153ベンチはアアルトのL–レッグシリーズの一つで、先程ご紹介した長方形テーブルとも自然に馴染むデザインです。82Bテーブルには、幅112.5cmの153Aベンチがバランス良く合わせることができます。軽量化と持ち運びやすさが追求されているベンチですので、ご自宅にも取り入れやすい製品です。
北欧家具とリビング
続いて、家の中で最も人が集まり、生活の中心となるリビングルームに取り入れたい北欧インテリアをご紹介します。家族で寛いだり、お客さんを招いたり…。
リビングはみんなが団らんする場として、心地良い雰囲気を大切にしたい部屋ですね。Artekのモダンで飽きのこない、ベーシックな家具は、そのような空間作りにぴったりの北欧スタイルを実現してくれます。
使う人を選ばないKIKIシリーズ
インテリアがなんとなく垢抜けないと感じるなら、ソファ、ラウンジチェア、ベンチ、サイドテーブルのラインナップを展開しているKIKIシリーズを取り入れてみてはいかがでしょうか。KIKIは、万人に向けたデザインを生み出すことをコンセプトとしてきたイルマリ・タピオヴァーラによってデザインされた、洗練されたモダニズムが魅力の家具シリーズです。張り地のカラーが豊富で、鮮やかな色からモノトーンカラーまで幅広く、ナチュラルな北欧スタイルの他、スタイリッシュな雰囲気をプラスした北欧モダンスタイルにも良く合うテイストのデザインです。
リビングの印象が変わる、
シンプル・コンパクトなKIKIソファ
リビングの中でも存在感のあるソファは、部屋の印象を決める上で重要な家具となります。しかし、サイズやデザインによっては室内に圧迫感を生んでしまい、シンプル・ベーシックな北欧インテリアのイメージと離れてしまう事もあるでしょう。KIKIソファは、そのようなインテリアのお悩みを解消してくれるアイテムと言えます。すっきりとした無駄のないシルエットとコンパクトなサイズ感は、KIKIシリーズに共通するデザインとなっており、北欧らしいお洒落で実用的な空間に導いてくれます。座面の下に空間があることで部屋に抜け感を出すことができるため、家具が多かったり、あまり広さのないリビングでも、すっきりとした印象となります。ソファの下を掃除しやすいのも嬉しいポイントですね。サイズは2シーターと3シーターから、お部屋の広さに合わせて選ぶことができます。
座り心地の快適なラウンジチェア
KIKIソファが1シーターとなったKIKIラウンジチェア。程よい硬さのシートやファブリックの肌触りは快適な座り心地をもたらしてくれます。あらゆるスペースで使いやすいサイズとなっているKIKIラウンジチェアは、一人でゆっくり過ごしたい時や来客の際にも活躍してくれるでしょう。ラウンジチェアを数脚揃えたり、KIKIソファと組み合わせることでインテリアに統一感が生まれ、室内はより整った印象となります。
スタイリッシュなサイドテーブル
ソファやラウンジチェアに合わせて、サイドテーブルも揃えてみてはいかがでしょうか。KIKIサイドテーブルは、細身のスチールチューブフレームに正方形または長方形の天板を組み合わせた、シャープなデザインのテーブルです。黒一色のシックな色合いは、単調なインテリアを引き締めるアクセントにもなります。コンパクトなサイズで限られたスペースにも配置しやすく、見た目にもすっきりと収めることができます。スタイリッシュなデザインは、シンプルで飽きのこないコーディネートが特徴の北欧インテリアにぴったりのアイテムです。
ラウンジチェアの魅力
休息したい時や寛ぎたい時に、全身を委ねてリラックスタイムを一層充実したものにしてくれるラウンジチェア。日本ではパーソナルチェアやリクライニングチェアとも呼ばれ、一般的な椅子よりも座面が広く、ゆったりと腰掛けることができます。ソファよりも場所を取らないため、コンパクトなリビングや一人暮らしのお部屋にも取り入れやすいアイテムです。Artekでは、機能的でお洒落なラウンジチェアのラインナップも充実しています。
ゆったりと寛げる「ドムスラウンジチェア」
一枚のバーチ材合板を三次元的にカーブさせた座面と背もたれからなる「ドムスラウンジチェア」。身体にフィットする緩やかなカーブは、実に快適な座り心地をもたらします。どっしりとした安定感のある見た目ですが、背もたれの薄さや角のない柔らかなフォルムから、圧迫感はさほど感じないデザインとなっています。ドムスシリーズの特徴である短めに設計された肘掛けは、腕にしっくりときて邪魔になりません。仕上げや仕様のバリエーションも豊富で、布張りや革張り、板座のタイプがあります。
ウェビングテープのしなやかな座り心地
「406アームチェア」
片側がオープンになったカンチレバー型フレームに、リネン素材のテープを編み込んだ座面が特徴の「406アームチェア」。自然素材の温かみと上品な佇まいが印象的な、すっきりとしたラウンジチェアです。座面にはしっかりとした張りと弾力があり、座る人の身体をしなやかに受け止めてくれます。リネンテープの優しい肌触りとなめらかに加工されたバーチ材の手触りもまた、この椅子の快適性を高める理由の一つです。テープのカラーバリエーションは全6色となっており、ナチュラルなホワイトや淡く優しい色合いのレッド、落ち着いたブラウンや高級感のあるブラックなど、どんなインテリアにも馴染みやすいカラーが揃えられています。
ラウンジチェアで自分だけの時間を
ソファと組み合わせたり単体で使用したりと、レイアウトの自由度が高いラウンジチェア。KIKIのようなシリーズ展開のある家具を揃えて統一感のある部屋をコーディネートするのもお洒落ですが、それぞれ異なるデザインのラウンジチェアを合わせるのも遊び心があって良いですね。Artekの座る人を想い丁寧に造られている高品質な椅子なら、お気に入りとなる座り心地のチェアがきっと見つかります。
こんな家具もおすすめ
インテリアに温かみを与えてくれる魅力的なアイテムの一つに、901ティートロリーがあります。こちらは、アルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトがイギリスのお茶文化と日本の木工技術にインスピレーションを受けて、1936年にデザインしたティーワゴンです。日本ではあまり見かけない家具ではありますが、持ち手と車輪付きの愛らしいフォルムは、モダンでデザイン性も高く世界中で愛されています。「ティーワゴン」と聞くと、日本の日常生活ではあまり馴染みのないイメージを持たれる方も多いかもしれません。しかし、このティートロリーは本来の用途以外にもいろいろな使い方を楽しめる、汎用性の高い家具でもあります。
使用シーンを選ばない901ティートロリー
例えば、ソファ横に置いて、お茶等を楽しむ際のサイドテーブルとして使用すれば、木の温かみを感じながらゆったりとした時間を過ごすことができそうですね。お部屋のディスプレイラックとして、お気に入りの写真や観葉植物を飾っても素敵な棚となります。もちろん、傍らに置いてあるだけでもインテリアのアクセントとなり、北欧らしい空間を楽しむことができます。
ナチュラルなカラー
色や天板の仕様違いで3種類展開しており、ナチュラルラッカーのフレームに、天板がホワイトラミネートとブラックリノリウムの2色の他、ブラックラッカーのフレームに、上段と車輪がピート(茄子色)リノリウム、下段がチャコールリノリウム仕様の落ち着きのある色味のティートロリーがあります。
ナチュラルなデザインで、活用の幅も広がる
「900ティートロリー」
こちらは当店にて展示している、「900ティートロリー」(デザイン:アルヴァ・アアルト)です。モデル901とは異なったデザインが、また違った魅力を醸し出しています。天板がややコンパクトとなり、余裕のできたスペースにバスケットが付いたことでより機能性が高まりました。ナチュラルなラタン製のバスケットは、散らかりがちな小物もお洒落に収納できそうですね。上品なタイル張りとなっている天板は、ホワイトとブラックの2色から選ぶことができます。
色あせることのない美しさ
900ティートロリーは、1937年のパリ万国博覧会にて発表されたモデルです。八十数年経った現在でも色あせることのないデザインは、暮らしの中のあらゆるシーンを美しく彩ってくれるでしょう。ティーワゴンという枠にとらわれず、マルチにご活用頂きたい製品です。
暮らしを彩る照明
最後に、空間に温かい雰囲気をもたらしてくれる、Artekの照明をご紹介します。冬が長く日の短い北欧では、屋内で快適に過ごすために、機能的で美しく、普遍的なデザインの照明が数多く誕生しています。
柔らかい明かりと真鍮リングの輝き、
AMA500ペンダント
AMA500ペンダントは、ダイニングテーブルやデスクの上に一灯吊るすのに最適なサイズのペンダントライトです。幅広いシェードから広がる光は、開口部に縁どられた真鍮のリングを通過することでまぶしさを軽減し、柔らかい光で周囲を照らします。また、シェード上部の真鍮リングからは明かりがわずかに漏れるように計算されており、その光を反射して美しく輝くよう設計されています。明かりを消している時でも視覚的に美しく、洗練された雰囲気を演出してくれます。
光の透過が美しい、A440ペンダント
シンプルで空間を選ばないA440ペンダントライトは、Artekのアイコニック的な照明であるゴールデンベルの乳白ガラスバージョンです。シェードを透過する光は空間に優しく広がり、寛ぎの時間をもたらしてくれます。テーブルやカウンターの上に2~3灯、多灯吊りをしてもインテリアとして美しい照明です。
暮らしに取り入れたい北欧インテリア
好みのインテリアは人それぞれですが、自宅では誰しもホッと落ち着くことのできる環境をお求めではないでしょうか。家での時間を快適に過ごすことに重きを置いた北欧インテリアには、そのような寛ぎを大切にするヒントがたくさんあるように思います。暮らしを豊かにしてくれる魅力に溢れた、シンプルで上品なArtekの北欧家具で、あなた好みの北欧スタイルを楽しまれてはいかがでしょうか。
Artek(アルテック)製品のご購入はこちらから。
当店アトラクトは、Artek(アルテック)製品のブランド・パートナーショップ(正規取扱販売店)です。製品に関する内容は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
アトラクト・ラルゴ店
高知県高知市南久保10-28 〒781-0087
電話/088-880-9877 FAX/088-880-9878
www.attract-em.com
メールでのお問い合わせはこちらから
info@attract-em.com