現代に生まれる名作 Artek社「Rival Chair(ライバル チェア)」
Artek(アルテック)社の新作には、ロナン&エルワン・ブルレックによるkaari(カアリ)シリーズの他にもう一つ。
人気デザイナーによる作品が発表されています。
ドイツ出身のインダストリアルデザイナー、KONSTANTIN GRCIC(コンスタンティン・グルチッチ)による「Rival Chair(ライバル チェア)」です。
マジス、フロス、ドリアデ、イッタラなどで名作を連発してきた彼とアルテック社が初のタッグを組んだ作品でもあります。
発表からまだ間もないのですがプレスリリースの段階で非常に注目を集めていたこともあり、当店にご来店いただいたお客様から「ライバル置いてないの!?」というお声も既にいただいておりました(笑)
そんな要望に良いタイミングでお応え出来そうです。この「Rival Chair」も、今回の巡回展にてお披露目となります!!
その素材の印象にとらわれない独特のデザイン。木製なんだけれど、ん?なんか不思議?という印象を持たせてくれます。
更にこちらは回転機構を備えており、ワーキングチェアとしても有能です。
自分は一足先に座り心地を試させていただいたのですが、良いの一言です。とにかく座ってみてくださいとしか言えない自分をお許しください・・・。
座面のパディングも柔らかす過ぎず、長く座っていても疲れにくそうな印象でした。
アルテック社らしい曲げ木と美しい積層合板の技術、デザイナーによる新しい視点からのアプローチがうまく融合した作品ですね。
回転するプラスティックパーツと、木製部品のアップです。
ちょっと逆三角形の座面のカタチがかわいいのです。
ライバルチェアは背座の高さが2タイプ。ハイタイプとロータイプがラインナップされております。
こちらがハイタイプ。
そしてこちらがロータイプ。それぞれのご用途に合わせてお選びいただけます。
会期中はこの2タイプ両方が登場いたしますので、座り心地を試す大チャンスです。
コンスタンティン・グルチッチはマジス社の「Chair One」など、素材の質感を生かしつつ斬新な形状を追求した作品が多くございますが、今回の「Rival」も彼の代表作になっていく予感がします。
彼はジャスパー・モリソンに師事していたということもあり、案の定自分は大ファンのデザイナーの1人なのです。
ご本人もとてもかっこいいですしね!!
会期までまだ少しございますが、是非お楽しみに。
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四国の高知にあるアトラクト・ラルゴ店は、北欧モダンを代表するフィンランドのインテリアブランド、アルテック製品の正規取扱店です。アルヴァ・アアルトによるスツールやチェアや、モダニズムデザインの巨匠イルマリ・タピオヴァーラのプロダクトをはじめ、小物なども取り扱っております。現在アルヴァ・アアルトによる名作82Bテーブル、69チェアなどを展示中です。
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