カール・ハンセン&サン BA103 ラウンドテーブルのご紹介(ダイニングチェアを使ったコーディネート編)
機能性と快適さ、そして現代のスタイルに適した美しさと品質のバランスを考えて設計されたカール・ハンセン&サンのプレルディアシリーズ BA103 ラウンドテーブル。「素材や特徴」「組み立て・お手入れ方法」について書きましたが、3回目の今回のテーマは、「ダイニングチェアを合わせたコーディネート」をご紹介致します。
まずは、やはり定番のYチェアとの組み合わせですが、下方に向かって細くなる双方の脚部が非常にマッチしており、ナチュラルな木の素材感と合わせて、よくマッチした組み合わせとなっております。
不朽の名作、Yチェアが魅せる優美なデザイン
Yチェアとの組み合わせ
前回、「素材や特徴編」で紹介したように木の素材感を活かしたソープやオイル仕上げのYチェア(CH24)を4脚合わせたコーディネートですが、元々セットでデザインされていたのでは?と思わせてくれるほどにフィットしています。
もちろんこのままでも落ち着いていて良いのですが、インテリアのリズム感が弱いので、あえてカラー塗装のモデルを合わすとリズム感が生まれるので参考にしてみてください。
椅子の同色を選ぶのではなく、色違いにしたり、ナチュラル素材ですとその仕上げを変えてみたりすることで、インテリアの楽しみが生まれます。
木材とスチールベースの組み合わせが美しいヴェガチェア
ヴェガチェアとの組み合わせ
次は、昨今復刻された VEGA(ヴェガチェア)とのコーディネート例です。板座モデル(VLA26T)は、ベニヤの背座と繊細な脚部が特徴ですが、その硬さを感じさせない柔らかいフォルムでテーブルの落ち着いた雰囲気と良く馴染んでいます。
特に空間を軽くカジュアルにしたい場合には、スチール製のベースと組み合わすと、お洒落なカフェのような気分にさせてくれるので、ダイニングに居る時間が楽しくなります。
ペーパーコードを纏った優雅なデザインが美しいPK1チェア
PK1との組み合わせ
次は昔から定評のあるポール・ケアホルムによるデザインのPK1チェアとの組み合わせ例です。ブラック塗装のスチール脚ながらナチュラルなペーパーコードの温かさと程よくマッチした組み合わせとなっております。
写真では2脚ですが、4脚で組み合わすと黒で絞った足元と天板との対比が美しく、メリハリが付いてダイニングセットが一層引き締まります。
アトラクトで人気のCH88P、ステンレスフレームがスタイリッシュな空間を演出
Yチェア・CH88Pとの組み合わせ
次は、異なる2脚でコーディネートした組み合わせ例です。こちらは、YチェアとCH88P スタッキングチェアでの組み合わせです。
Yチェアだけでは落ち着き過ぎるのをレザー座面で引き締めてモダンな印象に一転させています。このように金属製のシルバースチール脚とも自然にマッチするのが、BA103 ラウンドテーブルのの不思議な魅力でもあります。
もし組み合わせに悩まれた際は、アームタイプのチェアで4脚揃えると統一感が出るのでこの点も参考にしてみてくださいね。
直線的なデザインながら温もりのあるCH36チェア
プラチック製のVitra ティプトン・エヴォックを組み合わせることで空間に軽やかさを
Vitra ティプトン・エヴォックチェアとの組み合わせ
ここからは、カール・ハンセン&サン製品のチェア以外との組み合わせをご紹介致します。
最初にVitra(ヴィトラ)のTip Ton ティプトン(左)とEVO-C エヴォックチェア(右)と組み合わせてみました。
チェアはどちらも耐久性のあるプラスティック素材ですが、あえて異素材と合わせることで、モダンなインテリアを表出させ、またホワイトで統一することで明るい印象を生んでいます。
柔らかな生地と上品で洗練された美しいフォルムのVitra ミカドチェア
Vitra ミカドチェアとの組み合わせ
次にVitraの新作 Mikado(ミカド) アームチェアと組み合わせて見ました。張地には立体感のあるNubia生地(ivory/pearl)を使用しており、エレガントな空間を演出しています。テーブルとチェアの脚部は同じオーク材ですので、ダイニングに一体感が生まれ、調和のとれた空間となります。
シンプルなデザインで緩やかな曲線が印象的なHAY AAC22
HAY AAC22 チェアとの組み合わせ
HAYのAAC22 チェアとの組み合わせは、シートの緩やかな曲線がお部屋を 柔らかな印象にしてくれます。またミカドチェアとシルエットは似ておりま すが、プラスチック素材のシェルがファブリック素材とは違ったカジュアルなシーンを生み出します。
「みんなの椅子」という愛称で親しまれ、家庭的な雰囲気や温かみを感じるFredericia J39
Fredericia J39チェアとの組み合わせ
最後にボーエ・モーエンセンがデザインした、Fredericia(フレデリシア)のJ39チェア(ペブルグレー ラッカー塗装)と組み合わせてみました。マットな椅子のグレーカラーはどんなインテリアとも合わせやすく、落ち着きのある雰囲気となります。
終わりに
如何でしたでしょうか? BA103 ラウンドテーブルは、実に色々なチェアとの相性が良く、柔軟にフィットします。合わせて素材や色で変化を付けるテクニックをご紹介しました。
特に昨今、円形テーブルの人気が高いのですが、その中でも価格や品質、および機能性、そして様々な椅子とマッチする制限のない自由度の高さから、このカール・ハンセン&サン BA103 ラウンドテーブルの人気が高さの所以です。
実際に店頭でも展示していますので、お近くの方は是非ご来店いただき見て触ってご体感くださいませ。
BA103 ラウンドテーブルのご紹介 記事一覧
今回ご紹介・登場した製品のご購入はこちら
Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン)製品のご購入はこちらから
Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン)製品一覧(オンラインショップ)
当店アトラクトは、四国 高知にある Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン) 製品の正規販売店です。製品に関する内容は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
アトラクト・ラルゴ店
高知県高知市南久保10-28 〒781-0087
電話/088-880-9877 FAX/088-880-9878
www.attract-em.com
メールでのお問い合わせはこちらから
info@attract-em.com
この記事を書いた人 アトラクト 四国の高知にある㈲アトラクトは、ラルゴ店とイーエム店の実店舗2店舗と、オフィシャル・オンラインショップおよび楽天市場・Yahoo!ショッピングにてオンラインビジネスも展開する会社です。北欧家具をはじめとするインターナショナルなラグジュアリーブランドの他、インテリアからファッション、デザイン雑貨に至るまで、機能美とデザイン性を重視した厳選商品を取り扱い、それぞれの持ち場でプロフェッショナルを目指して日々精進しています。