デザインも機能性も。机に向かうのが楽しみになるおしゃれなランプ（デスクライト編）
皆さんは、今お使いのスタンドライトの性能に満足していますか？
スタンドライトとは、コンセント等で使用できる置き型の照明器具のことで、
大きく3種類に分けることができます。
床に置くタイプの「フロアライト」。
前回のブログで紹介したような背の高いものから、
床付近を中心に照らす小型のものまで、大きさの幅が広いです。
勉強やデスクワークの際に使用する「デスクライト」。
手元を明るく照らし、作業効率を高めてくれます。
また、作業時の目の負担を軽減する機能のある機種（ライト）もあります。
テーブルや棚の上に置く「テーブルライト」。
室内の明かりの足りない箇所を間接光として補完したり、
また、アクセント照明としても活躍します。
最近のスタンドライトは種類も豊富で、機能性を重視したもの、
デザイン性の高いもの、コードレスタイプなど様々です。
そのため、いざ購入するとなると、どれを選んだら良いのか迷ってしまいますよね。
今回はアトラクト・ラルゴで取り扱う照明の中から、
主にタスクライト（ワーキングライト）に絞って
人気の製品の特徴やおすすめポイントをご紹介します。
間接光としてのその他のデスクライトは次回にご案内します。
気になるライトがあればチェックしてみてくださいね。
ストレスフリーなワークライト「NJP テーブル」
日本のデザインオフィス「nendo（ネンド）」と
Louis Poulsen（ルイスポールセン）のコラボレーションによって誕生した「NJP テーブル」。
そのデザインは無駄がなく機能的で、
使用者にストレスを与えないワークライトとして精密に作り上げられています。
色合いも落ち着いていて、シックな佇まいが印象的です。
グレアフリーの光
組み込まれているLED光源は、発光部がヘッド内の奥まった位置にあるため、
眩しさが直接目に入らないように設計されています。
さらに、シェードの内側をマットホワイトに塗装することで柔らかい反射光を生み、
目に優しい光を作ります。
快適な操作性
シェード部は手にフィットする形と大きさで持ちやすく、角度の調整も自在です。
シェード側面のスイッチも、掴んだ時に指が届きやすい設計となっています。
アームの動きはスムーズで、位置の調整が快適に行えます。
調光機能はもちろん、タイマー機能も
NJPテーブルには、100%と50%の調光機能が付いています。
読書やパソコン使用時など、用途に合わせて使い分けられるので便利です。
タイマー機能は、スイッチを5秒間長押しすることで、
4時間後と8時間後に自動消灯するようにそれぞれ設定できます。
ワークライトとして優秀なNJPテーブルですが、シンプルでお部屋に馴染むデザインなので、
デスク周りに限らず、ベッドサイドや室内の間接照明として使用しても良いですね。
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Louis Poulsen ルイスポールセン NJP Table テーブルランプ（オンラインショップ）
コンパクトサイズで新登場「NJP ミニ テーブル」
2022年春、これまでのNJPシリーズから、より扱いやすいサイズとなった
「NJP ミニ テーブル」がルイスポールセンより新たに発売されました。
機能的なデザインや性能はそのままに、
移動しやすく置く場所を選ばないコンパクトサイズに再設計されています。
調光が自在に
新機能として、15−100％の無段階調光機能が備わりました。
これまでより明るさ調節の自由度が高まり、使用シーンの幅が広がります。
コンパクトで機能的
従来のNJPテーブルと比べておよそ半分の大きさで、高さは約40cm程です。
1本となったアームには15°の傾斜がついています。
このアームはベースを軸に342°回転させることができます。
選べるカラーバリエーション
カラーは7色展開しており、
NJPテーブルと同色の「ブラック」「ホワイト」「ライトアルミグレー」の他、
「トープ」「ローズブラウン」「ソフトピンク」「ペトロールブルー」の4色が加わっています。
どのカラーも温かみが感じられ、インテリアに馴染みやすい落ち着いた色彩ですが、
そのスタイリッシュなデザインは、
部屋の中で埋もれることなく存在感をしっかり感じさせてくれます。
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Louis Poulsen ルイスポールセン NJP Mini Table ミニ テーブルランプ（オンラインショップ）
シャープで洗練された美しさ「AJテーブル」
デンマークの巨匠、アルネ・ヤコブセンによるデザイン
AJテーブルは、デンマークの巨匠と言われる建築家アルネ・ヤコブセンが、
コペンハーゲンのSASロイヤルホテル（現 ラディソン コレクション ロイヤルホテル）の設計を
手掛けた際に誕生しました。
直線、直角、斜角を組み合わせたシャープなデザインは、
部屋を美しくスタイリッシュに演出してくれます。
シンプルで使いやすいデスクライト
そのシェードの形から、スポットライトのように必要なところを照らしてくれるAJテーブル。
ヘッドの角度は上下75°まで調整することができます。
勉強や仕事等、机に向かって行う作業はもちろんですが、
飾っているオブジェや絵画を目立たせるポイント照明として利用するのもおすすめです。
目に優しい光
光源には、E26口金 LED電球（白熱電球60W相当）が付属しています。
シェードの内側は白色に塗装されており、反射光を柔らかくする効果があります。
そのため、机に広げたノートやパソコンのディスプレイが、
光の照り返しで見えにくくなることを防いでくれます。
こちらも、前回ご紹介した同シリーズの「AJフロア」と同じく、
たくさんのカラーを展開しており、全11色のカラーからお選び頂けます。
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Louis Poulsen ルイスポールセン AJ Table テーブルランプ（オンラインショップ）
Louis Poulsen ルイスポールセン AJ Table Mini ミニテーブルランプ（オンラインショップ）
小さいけれどその機能は本格的
「ANGLEPOISE 90 Mini Mini」
アトラクト・ラルゴ店でスーパーセールスを誇る人気のライト、
「アングルポイズ 90ミニミニ」。
2本のアームと小振りなシェード、抑えめのメタリック素材で上品な色合いが美しく、
飽きのこないレトロモダンなデザインです。
コンパクトに設計されていながらその機能性も充実しています。
自在な角度調整
シェードは左右360°に回転し、上下にも調整が可能です。
さらに、本体もベースを軸に360°回転させることができます。
ずっしりと重みのあるベースとアームに取り付けられた3つのスプリングの作用により
本体がしっかりと安定するため、あらゆる姿勢に対応できます。
光源はLEDモジュール内蔵型
光源にはLEDが採用されており、シェードに予め組み込まれています。
そのため電球交換はできませんが、寿命は平均して2万時間あります。
一日5時間程使用したとしても、約11年は持つ計算となります。
明るさはLED 4W（白熱電球40W相当）で、約470lm（ルーメン）の光を放ちます。
色温度は3000k（ケルビン）と、温かく落ち着いたオレンジ色の光です。
※ケルビン（k）は光の色味を表す単位です。
数値が低いほど赤味を増した落ち着いた光となり、
数値が高くなると青味が強くなり、明るく活動に適した光となります。
基本的に、読書や勉強などの作業を行う際に適したデスクライトの明るさは、
300lm〜400lmが目安とされています。
90 Mini Miniには調光機能もありますので、用途に合わせて調整することが可能です。
用途に合わせられる無段階調光機能
シェードの後ろにあるスイッチを長押しすることで、
10％〜100％に明るさを調節することができます。
滑らかに明るさが推移するため、細かな調光の設定が可能です。
場所を選ばないUSB給電式
直接パソコンに繋いで給電できるので、
近くにコンセントが無い場所でも配線を気にする必要がありません。
またモバイルバッテリーがあれば、ベッドサイドやリビング等、
デスク周辺に限らず設置して使用することができます。
もちろん、USBケーブルにアダプターをつければコンセントからの給電も可能です。
90 Mini Miniは、機能性もデザイン性も兼ね備えたバランスの良いデスクライトです。
「カーボンブラック」「ジャスミンホワイト」「スチールブルー」「ケルプグリーン」と、
新色の「ビスケットベージュ」の5色からお選び頂けます。
お使い頂ければ、きっと愛着を感じるライトになるはずです。
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ANGLEPOISE アングルポイズ 90 Mini Mini ミニテーブルランプ（オンラインショップ）
英国のベストセラー
「ANGLEPOISE Type 75」シリーズ
90 Mini Miniも魅力的ですが、しっかりとした大きさのものをお求めなら、
「Type 75」シリーズもおすすめです。
「Type 75」は、1970年代に生産され後に
「Apex 90」として改良されるデスクライト「model 75」を、
2004年に工業デザイナーのケネス・グランジがリデザインしたモデルです。
英国でベストセラーとなり、映画やTV番組でも度々登場するスタンダードな製品となっています。
また、「Type 75」を3分の2サイズにスケールダウンした「Type 75 mini」も、
デスクライトとして扱いやすい大きさで人気があります。
推奨電球（別売り）について
「Type 75」の光源は、E26 電球型蛍光灯12Wタイプ（電球色）です。
品番「EFD15EL」のものが適合となります。
電球の重さは45g〜65g、全長110mm以内のものなら、
スプリングレートとのバランスが良くスムーズなアームの動きを保つことができます。
LED電球は、E26 40Wタイプのものをお使い頂けます。
「Type 75 mini」の光源は、E17 電球形蛍光灯 7W（電球色）、品番「EDF10EL」。
「Type 75」と同様に滑らかなアームの動きを保つために、重さ35g〜45g、
全長90mm以内のものをお選びください。
LED電球は、E17 40W形タイプのものが推奨です。
どちらも電球は別売りとなっており、白熱灯は使用不可ですのでご注意ください。
専用アクセサリーでフロアライトや天板に挟んで固定できるクランプタイプに
「Type 75」シリーズは、別売りの専用アクセサリーを使用することで、
フロアライトや卓上直付のデスクライトとしても使うことができる、
汎用性の高いライトです。
アタッチメントを付け替えてもそのデザイン性を損なうことはなく、
機能性もインテリアの一つとしても優れているおすすめのライトです。
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ANGLEPOISE アングルポイズ Type 75 デスクランプ（オンラインショップ）
ANGLEPOISE アングルポイズ Type 75 Mini CFL ミニデスクランプ（オンラインショップ）
追求された機能美と格好良さ
「JIELDE 333 シグナルデスクランプ」
1950年代、頑丈で断線の心配のない、ポジショニングも容易な工業用ランプとして、
フランスのジェルデ社が開発しました。
その機能美は、発売当初から70年以上経った今でも多くの人を惹きつけ、
現在では一般家庭用としても人気です。
2本のアームで広い可動域を実現
1本のアームの長さが33cm、2本で66cmの長さになるので、
広範囲をカバーすることができます。
シェード部は360°回転し、アームの関節部は300°まで広角に動かすことができるので、
必要な部分に光を当てることが可能です。
接続部には適度な固さがあり、お好みの角度にしっかりと固定することができます。
気を付ける点として、使い始めに関節部が固すぎる場合や、
使っていて緩んで来た場合は、7mmのソケットレンチでの調整が必要となります。
ソケットレンチは付属していませんので、ご自身で用意する必要があります。
いかにも工業的ですね。
光源には白熱電球を使用
「ジェルデ 333」は、購入時に白熱電球（口金E14・25W）が付属しています。
白熱電球は40Wのものまで使用可能です。
光色は温かみのあるオレンジ色で、周囲を優しい光で照らします。
LEDタイプも使用できますが、こちらは40Wの白熱電球よりやや明るく、
光は白味を帯びています。
しかし、口金がE14の電球は日本ではあまり一般的ではないため、
お近くの電気店などでも手に入りにくい場合があります。
もしご入用でしたら、一度当店までお問い合わせくださいませ。
時代を経ても変わらない、手作業による製法
ジェルデ社のランプは、1954年の創業当時から変わらず、
パーツの型取りから組み立て、塗装まで全ての工程を熟練の職人達が行っています。
確かな技法と信念を持ち、現在まで一貫して取り組み続けてきた姿勢は、
世界中の人々の大きな信頼に繋がっています。
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Jielde ジェルデ SIGNAL DESK LAMP シグナル デスクランプ JD333（オンラインショップ）
日本の住環境向けに作られた
「JIELDE 303 シグナルデスクランプ」
「ジェルデ 333」の小型版である「ジェルデ 303」は、
海外に比べて小さいと言われる日本の住環境でも使いやすいタイプを
新たに作りたいと考えたP.F.S.（ジェルデ社ランプの総合販売代理店）が、
ジェルデ社に依頼したことで完成した製品です。
1本アームでも機能性は十分
ジェルデ 333よりもアームが1本少ないため、省スペースでも扱いやすくなっています。
ヘッドの位置も変えやすくなっているので、手元を照らすのにちょうど良いサイズです。
小さくなったことで、インダストリアルなデザインの中に可愛らしさも感じます。
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Jielde ジェルデ SIGNAL DESK LAMP シグナル デスクランプ JD303（オンラインショップ）
終わりに
今回は、デスク周りのタスクライトとして人気の照明をご紹介しました。
デスクライトは、光の色や強さ、照らす範囲によって、
集中力や作業効率を高めることができます。
また、手元を明るくすることで、目の負担を軽減することができます。
ぜひ、妥協せず、長く愛用できる一台を探してみてください。
机に向かうのが楽しくなるような、あなたにぴったりのライトがきっとあるはずです。
次回は、インテリアに加えたい、お部屋の雰囲気を変える【テーブルライト】について、
おすすめの照明や活用方法をご紹介します。
